ネクタイの結び方って、簡単なようでいざやってみると難しいですよね。
ネクタイを私服で身に着ける機会もなかなかないため、スーツを着たことがない人にとっては、あまりなじみがないものなのではないでしょうか。
最近では制服にネクタイを取り入れる学校も増えてきています。
制服は毎日着るものなので、ネクタイも自分で結べるようになったらいいですよね。
今回は、女子高校生のネクタイの結び方について詳しく解説していきたいと思います。
女子高校生のネクタイの結び方
女子高校生のネクタイの結び方には以下の7種類の方法があります。
- プレーンノット
- ウィンザーノット
- セミウィンザーノット
- カフェノット
- トリニティーノット
- スモールノット
- ダブルノット
どれも簡単で真似しやすいものなので参考にしてみてください。
それでは一つずつ、結び方を説明していきますね。
プレーンノット
プレーンノットは7種類の中で最も基本的なネクタイの結び方になります。
プレーンノットの結び方を解説する前に、ネクタイの基本的な用語について理解しておきましょう。
そのことを踏まえながら結び方をみてみましょう。
- ①ネクタイの長さを大剣の長さと小剣の長さの2対1になるように調節します。
- ②小剣の上に大剣を重ねます。
- ③大剣を小剣に引っ掛けるように後ろに回します。
- ④そのまま一周させ、大剣の先を首元の下から上に通します。
- ⑤大剣をネクタイの結びとなる輪になっている部分に通します。
- ⑥小剣を引っ張りながら結び目を調節したら完成です。
以上がプレーンノットの結び方になります。
プレーンノットは基本となる簡単な結び方なので、ネクタイ初心者の方はプレーンノットから挑戦してみましょう。
ウィンザーノット
ウィンザーノットは、左右対称の大きな結び目が特徴の結び方です。
ウィンザーノットは、ネクタイを結ぶのに慣れてきた人にとってはそこまで難しくありません。
- ①大剣を小剣の上に重ねます。
- ②大剣を後ろから前に首元を通して巻き付けます。
- ③大剣を裏側から通し、反対側に持ってきます。
- ④反対側に持ってきた大剣を上から首元に通し一周させます。
- ⑤一周させたものを前に回し、下から首元に通します。
- ⑥結び目の部分に押し込み、形を整えたら完成です。
以上がウィンザーノットの結び方になります。
結び目が大きいのでゆったりとした印象になります。
セミウィンザーノット
セミウィンザーノットはバランスの取れた三角の結び目が特徴の結び方です。
セミウィンザーノットは、ウィンザーノットよりも少し小さめの程よい結び目の大きさになります。
- ①大剣を小剣の上に重ねます。
- ②大剣を小剣に引っ掛けるように後ろに回します。
- ③大剣を首元の上から下に通して一周させます。
- ③一周させたものを前側に回し、首元の下から上に通します。
- ④結び目の部分に押し込み、形を整えたら完成です。
以上がセミウィンザーノットの結び方になります。
大きさもちょうどよいので色々なシーンに活用できますよ。
カフェノット
カフェノットとは、その名の通り20世紀初頭にカフェで好まれていた、おしゃれな結び方です。
その見た目の通り少し複雑で難易度が高いので、ネクタイを結ぶのに慣れてきた方は挑戦してみてください。
- ①ネクタイの長さを大剣の長さと小剣の長さの2対1になるように首にかけます。
- ②大剣の上に小剣が重なるようにします。
- ③小剣を首元の後ろから前に通します。
- ④小剣を上から抜き、大剣の裏側から一周させます。
- ⑤もう一度下から首元に通します。
- ⑥小剣を大剣の裏側から一周させ、小剣の裏側が大剣の裏側と向き合うように首元に通す。
- ⑦結び目と長さを調整したら完成です。
以上がカフェノットの結び方になります
おしゃれで洗練されたイメージを与えたいときにおすすめですよ。
トリニティーノット
トリニティノットは、結び目が三つになっていることが特徴の結び方です。
トリニティノットも難易度が高い結び方として知られています。
- ①大剣の上に小剣が重なるようにします。
- ②小剣を首元の後ろから前に通して巻き付けます。
- ③小剣を通した反対側に裏側から引っ張ります。
- ④小剣を首元の前から後ろに通します。
- ⑤通した小剣を正面に持ってきて、後ろから前に一周させて首に通します。
⑥小剣を結び目に下向きに通します。 - ⑦通した小剣を再度後ろから前に持ってきて、結び目の三角になっている部分に通します。
- ⑧結び目の形を調整し、綺麗な三つの結び目になっていたら完成!
以上がトリニティノットの結び方になります。
三つに分かれたおしゃれなデザインは注目を集めること間違いなしですね。
スモールノット
スモールノットはその名の通り、結び目が小さくてシンプルな結び方として知られています。
- ①小剣を長めにとって、大剣が上になるように重ねる。
- ②小剣をねじって表が前を向くように後ろから前に一周させる。
- ③そのまま小剣を首元から結び目に通す。
- ④結び目を小さく整えて完成です。
以上がスモールノットの結び方になります。
細いネクタイを使うときや、結び目を大きく見せたくない時におすすめです。
ダブルノット
ダブルノットは、プレーンノットの結び目が二重になった結び方です。
- ①小剣の上に大剣を重ねます。
- ②大剣を小剣に引っ掛けて後ろに回します。
- ④そのまま二周させ、大剣の先を首元の下から上に通します。
- ⑤大剣をネクタイの結び目となる輪になっている部分に通します。
- ⑥結び目を調節したら完成です。
結び方を見てもプレーンノットとほとんど差がないことが分かると思います。
結び目の大きさを変えたいときにはぜひ使い分けてみてください。
本記事では、女子高校生のネクタイの結び方について紹介しました。
女子高校生の代表的なネクタイの結び方は以下の7種類になります。
- プレーンノット
- ウィンザーノット
- セミウィンザーノット
- カフェノット
- トリニティーノット
- スモールノット
- ダブルノット
初心者にはプレーンノット、中級者にはウィンザーノット、セミウィンザーノット、ダブルノット、スモールノット、上級者にはトリニティーノット、カフェノットがおすすめです。
他にもまだまだネクタイの結び方はたくさんありますが、今回は定番で人気の結び方をご紹介しました。
本記事で解説したことを参考に何度も練習してみてくださいね。
ネクタイの結び方をマスターして、新しい制服とアレンジしたネクタイで新生活を楽しみましょう。