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醤の代用はこれ!4つの代用品と自分で作る方法も!

発酵食品
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“醤”という調味料を知っていますか?

「ひしお」と読むこの調味料は、現在の醤油や味噌の原点とも言われています。

醤はご飯にそのままのせたり、食材と和えたり、醤油と同じように料理に使うこともできます。

酵素やアミノ酸がたくさん含まれており、健康にも良いと言われている発酵食品の醤ですが、醤の代用となる食材はあるのでしょうか?

醤の代用品や、代用品で作ることができる料理、醤の作り方などご紹介します!

醤の代用

発酵食品

何にでも使える万能調味料の醤。

凝った使い方をせずとも、美味しく簡単に栄養が摂れる使いやすさも嬉しいポイントです。

他にも、醤と同じような役割を果たす食材はあるのでしょうか?

もろみ

もろみは、酒や醤油などを作る工程で、原料が発酵している状態を言います。
もろみを絞って濾過すると酒や醤油などの液体になり、絞ったあとの固形物は酒粕や醤油粕となります。

もろみは製造工程の中でできるため、一般的に流通しにくいものでしたが、最近では醤油もろみもろみ酢として商品化されています。

焼酎や泡盛を作る工程でできるもろみ酢は、清涼飲料水に分類され、ストレートで飲んだりドレッシングにするのが一般的です。

もろみ酢は醤の代用にはならないでしょう。

醤油になる前の段階の醤油もろみは、栄養価が高く、料理に旨みを加える役割があります。

醤油もろみは炒め物や煮魚・汁物など様々な料理に使えるので、醤の代わりに使うことができます。

もろみ味噌

もろみ味噌とは、大麦や大豆、米などで作った麹を発酵・熟成させたものです。

醤油もろみ・もろみ酢とは違い、もろみをそのまま食べる為に作られたもろみ味噌は、醤の代用として使うことができます。

しかし、汁物との相性は良くありません。

もろみ味噌は、和え物やご飯に乗せて食べるのが一般的です。

居酒屋さんにある”もろきゅう”には、このもろみ味噌が使われています。

栄養価が高いもろみ味噌は、醤と同様に健康に良い発酵食品として注目されています。

なめ味噌

なめ味噌も醤と同じ発酵食品なので、代用として使うことができます。

しかし、なめ味噌の主張が強いので、汁物との相性は良くないでしょう。

なめ味噌は普通の味噌とは違い、肉や魚・野菜などが含まれている為、食感豊かでそのまま食べられることが特徴です。

”おかず味噌”とも呼ばれ、一般的にはお酒のおつまみでそのまま食べたり、ごはんのお供として白米にかけて食べられています。

様々な材料が入っているので、チャーハンの具材として使うのもおすすめです!

醤油

醤油は、醤の代用として料理に使うことができます!

コクがある醤と違って、醤油で代用した場合はあっさりとした仕上がりになります。

醤の代わりに醤油を使う場合、使用量は醤の半分にしましょう。

そもそも醤(ひしお)とは?

醤は麹・醤油・水から作られた発酵食品です。

酵素の働きで肉や魚を柔らかくしたり、発酵食品のため食材の保存にも利くなど、メリットがたくさんあります。

また腸内環境を整えたり、免疫力を高めたりと健康の味方でもあります。

シンプルで味わい深いひしお汁にしたり、醤油の代わりに納豆や豆腐にかけたり、炒め物に使えたりと万能な調味料です。

醤は手作りもできる!

醤は手作りすることができます。

簡単に作ることができ、保存期間も長いので、常備調味料としてもおすすめです。

醤作りに必要な材料

【材料】750g分
・ひしお麴(麦麴と豆麴をブレンドしたもの) 300g
・醤油 300㏄
・水 150㏄

(好みで昆布や唐辛子を入れても良い)

醤を作る手順

醤の作り方はとっても簡単!

混ぜて待つだけで完成です。

【作り方】

  1. ①全ての材料をとろみがつくまでしっかり混ぜる
  2. ②1日に3回ほど混ぜる※暖かい時期は混ぜる回数を増やす
  3. ③20度くらいの部屋で保管し、10〜14日ほどで完成!※寒い時期だともう少し時間がかかる場合もある
完成後は混ぜる必要はなく、冷蔵庫で4か月ほど保存できます。

醤油と同じように使うだけで、いつもの食事に手軽に栄養をプラスできます!

醤の代用品はどんな料理に使える?

醤は醤油と同じように料理に使うことができますが、醤の代用品はどのような料理で使えるのでしょうか?

冷奴にのせる

醤の代用品を冷奴にのせると、発酵食品同士の組み合わせで相性も良く栄養満点です。

醤油をかけるときと同じように代用品を乗せ、ネギなどの薬味と一緒に食べても美味しいです。

ごはんにのせる

もろみ味噌やなめ味噌は、シンプルにごはんにのせても簡単に栄養が摂れて美味しく食べることができます。

「もう一品おかずが欲しい…」という時も、白米に乗せるだけで食卓が充実します!

白米にもろみ味噌やなめ味噌を乗せてお茶をかければ、お茶漬けにもなります。

忙しい朝でも、簡単に朝ごはんが出来て嬉しいですよね。

また、おにぎりにもろみ味噌をのせてトースターで焼いた焼きおにぎりも香ばしく美味しいです。

お子様用の焼きおにぎりにはもろみ味噌にみりんを混ぜると、更に食べやすくなります!

炒め物に加える

もろみ味噌は炒め物にもおすすめです。

シンプルな食材でも、もろみのつぶつぶ食感でワンランクアップした料理に仕上がります。

豚肉ときゅうりのもろみ炒め

【材料】
豚バラ肉 (スライス) 150g
きゅうり 1本
★もろみ味噌 大さじ2
★料理酒 大さじ1
★砂糖 小さじ1/2
ごま油 小さじ2
白いりごま 適量

【作り方】
①食べやすい大きさに切った豚バラ肉をごま油で炒める
②豚バラ肉に火が通ったら、綿棒で叩いて一口大に切ったきゅうりを加えて炒める
③きゅうりに油が馴染んだら、混ぜ合わせた★の調味料を入れて炒める
④全体に味が馴染んだら皿に盛り、白いりごまをふりかけて完成!

生で食べることが多いきゅうりですが、炒めても美味しく食べられることを知っていましたか?

きゅうりの水分が気になるかと思いますが、もろみ味噌が水分を吸収するので、水っぽくなる心配はありません。

もろみ味噌にしっかりと味が付いているため、たくさんの調味料を合わせる必要がなく、簡単に食べごたえある一品が完成します!

きゅうりと和える

もろみ味噌やなめ味噌は、きゅうりとの相性が抜群です。

さっぱりとしたきゅうりとコクのある味付けの味噌で、簡単におつまみが完成します。

醤油ときゅうりを和える場合は、醤油だけではしょっぱくなってしまうため、マヨネーズやツナを加えるとお子様も美味しく食べられます。


醤は

  • もろみ(醤油もろみ)
  • もろみ味噌
  • なめ味噌
  • 醤油

で代用できます。

もろみ味噌となめ味噌はそのまま食べられるように作られている為、シンプルな食材との組み合わせがおすすめです。

汁物には向いていません。

酒や醤油などの製造過程で出来るもろみには、”醤油もろみ””もろみ酢”などがありますが、醤の代用として使えるのは醤油もろみです。

醤油もろみは和え物や炒め物はもちろん、味噌汁などにも使うこともできます。

醤の代用品はどれも栄養満点です。醤は簡単に手作りすることができるので、自宅の常備調味料に加えてみてはいかがでしょうか?