
カレーは、老若男女を問わずみんなが大好きな食べ物。一度にたくさん作れるので、数日間カレーが続くなんてことありませんか?
しかし、気になるのが太ってしまうこと。カレーは高カロリーで太りやすいというのは、食べるだけで察しがつきます。
しかし、カレーを食べても太りたくない!というのが正直なところ。
今回は、カレーで太るのを防ぐ方法を紹介します。
カレーで太るのを防ぐ方法

カレーで太るのを防ぐ方法は、6つあります。
- ご飯の量を少なめにする
- 白米を他の食材に置き換える
- 太りにくい具材を選ぶ
- スパイスを足す
- 先にサラダから食べる
- 市販のルゥでなくカレー粉から作る
カレーには、太る原因がたくさんあります。ダイエット中の人であれば、食べ方に工夫をして太るのを防ぐことが大切です。
それでは、詳しく説明します。
ご飯の量を少なめにする
カレーで太るのを防ぐために重要なのは、ご飯の量を少なめにすること。
ダイエット中であれば、ご飯の量は100g程度にしましょう。
1食のご飯の量としては少なめ。しかし、カレーが高カロリーで糖質を多く含んでいるため、ご飯はこの量が適切です。
小見出し②:白米を他の食材に置き換える
白米を他の食材に置き換えると、さらに太るのを防ぐことができます。
白米の置き換えに、おすすめの食材は以下。
- 玄米
- 豆腐
- ブロッコリー
これらです、詳しく見てみましょう。
玄米
玄米に置き換えると良い理由、
- 白米より糖質や脂質が少ない
- 食物繊維が豊富
- 噛むことで満腹感が得られる
玄米と白米のカロリーはさほど変わりませんが、糖質と脂質の量が大きく異なります。更に、玄米には食物繊維が豊富に含まれており、便秘を改善する効果が。
また、玄米には独特の歯ごたえがあり、自然と多く噛むように。咀嚼回数が増えると、満腹中枢が刺激され少ない量でも満足できます。
豆腐
豆腐は、低糖質でカロリーも低い。高カロリーのカレーでも、豆腐に置き換えるだけで太るのを防げます。
ただし、豆腐は水分が多いのでキッチンペーパーで水気をしっかり取ってから、カレーと合わせて食べましょう。
ブロッコリー
ブロッコリーは、低糖質でタンパク質が豊富。ダイエットに最適な野菜です。
食べ方は、ブロッコリーをできるだけ細かく刻み、ご飯粒に近い大きさにしましょう。また、食感を残すために固めに茹でるのがポイントです。
太りにくい具材を選ぶ
カレーに入れるのは、太りにくい具材を選びましょう。
カレーには一部の野菜やお肉など、実は太りやすい具材が入っています。
太りやすい具材を入れるのをやめたり、違う具材に変えることで太りにくいカレーが作れます。
じゃがいもは使わない
カレーといえばじゃがいもですが、糖質が多く含まれていて太りやすい野菜です。
じゃがいもが入っていなくても、カレーはおいしく作れます。ダイエット中であれば、じゃがいもは使わないに越したことはありません。
肉類は脂肪分の少ないものを
肉類は脂肪分の少ないものを選ぶと、カロリーや脂質を大幅にカットできます。
最もダイエット中であれば、ささみや鶏むね肉がおすすめ。しかし、カレーにするには味気ないと思う人は、以下から選びましょう。
- 牛肉:ヒレ肉、もも肉
- 豚肉:ヒレ肉、ロース
- 鶏肉:ささみ、むね肉(皮なし)
これらは、牛・豚・鳥の中でも脂肪分が少ない部位です。
野菜やきのこを主体にする
野菜やきのこを主体にしたカレーにすると、太るのを防ぎます。
きのこの中でとくにおすすめなのは、
- ぶなしめじ
- エリンギ
- 舞茸
- えのき
これらは、糖質の分解・代謝促進などダイエットに適したきのこです。
スパイスを足す
スパイスを足すことで、ダイエットに効果的。高カロリーのカレーを食べても、脂肪燃焼や新陳代謝が活発になれば太るのを防止できます。
クミン
新陳代謝を高めたり便秘改善の効果があります。
クミンに含まれる植物性ステロールが、コレステロールの吸収を抑制。カレーをで摂り過ぎた脂肪分を、減らすのを助けてくれます。
ターメリック
ターメリックは、脂肪燃焼効果があり食べ過ぎをリセットする働きがあります。
また、発汗作用があるので代謝が上がり痩せやすい体に。
コリアンダー
コリアンダーは、胃腸の働きをスムーズにし脂肪燃焼にも効果があります。
独特の香りが特徴的なコリアンダーですが、カレーに入れると気にならず食べられます。
先にサラダから食べる
カレーを食べる前に、先にサラダから食べましょう。
サラダには食物繊維が豊富に含まれています、食物繊維を先に摂ることで、そのあと糖質類が体に入ってきても消化吸収がスムーズに。
消化吸収がスムーズに行われれば、血糖値は緩やかに上がり体に脂肪が付きにくくなります。
市販のルゥでなくカレー粉から作る
市販のルゥではなく、カレー粉から作りましょう。
市販のルゥは、大量の油と小麦粉で作られおり脂質と糖質の塊です。
できるだけ油や小麦粉を使うのはやめて、前述したダイエットに効果があるスパイスを使いカレー粉から作りましょう。
大幅にカロリーと糖質、脂質を減らすことができます。
カレーのカロリーはどれくらい?
カレーのカロリーは、おおよそ1皿600~800kcal。
ダイエット中であれば、1食分のカロリーは500kcal以内におさめたいところ。しかしカレーは、大幅にカロリーオーバーしてしまいます。
カレーの種類によってカロリーは変わるので、もう少し詳しく見ていきましょう。
カレーの平均的なカロリー
前述したように、カレーの平均的なカロリーは1皿600~800kcal。これには、ご飯250gが含まれています。
また、カレーの種類によってカロリーは異なります。
- ビーフカレー:827kcal
- ポークカレー:764kcal
- チキンカレー:676kcal
これを見ると、牛肉・豚を使うカレーは高カロリーというのがわかりますね。
食べ過ぎにならない量は?
カレーの食べ過ぎにならない量は、ルゥは180g、ご飯は100g以内にしましょう。
一般的には、ルゥ1人前は200~300g、ご飯は240gが適当とされています。
しかし、高カロリーなカレーをダイエット中に食べる場合は、ルゥの量はできるだけ抑え、180g以下にするのがいいでしょう。
カレーで太る原因
カレーで太る原因は3つあります。
- 糖質や脂質が多い
- ルゥのとろみでよく噛まずに食べてしまう
- 食の進む味でつい食べ過ぎてしまう
これらです、詳しく説明します。
糖質や脂質が多い
ルゥは糖質と脂質の塊であると、先程も述べました。更に、カレーに欠かせないご飯も糖質でできています。
カレー1食で、過剰な糖質と脂質を摂取することで太るのです。
ルゥのとろみでよく噛まずに食べてしまう
ルゥには適度なとろみがあり、噛まずに食べられます。
しかし、噛まないことで満腹中枢が刺激されず、どれだけの量を食べてもお腹が満足しません。そのため、どんどん食べ進めてしまい、結果太るのです。
食の進む味でつい食べ過ぎてしまう
カレーは旨味とコク、そしてスパイスが相まって食の進む味です。中でも、スパイスの種類によって食欲増進の効果をもたらします。
スパイスの刺激とカレーの旨味で、つい食べ過ぎてしまい太る原因となるのです。
カレーを食べても太りにくい時間帯は?
カレーを食べても太りにくいのは、朝または昼です。
朝と昼は人間が活発的に活動する時間帯。高カロリーのカレーを食べても、カロリーの消費が可能です。
しかし、夜に食べるとエネルギーの消費が出来ないまま、就寝することに。そうなると、過剰に余したカロリーは脂肪に変わり太ってしまいます。
そのためカレーを食べるなら、夜以外の朝か昼に食べましょう。
カレーで太るのを防ぐ方法は、6つありました。
- ご飯の量を少なめにする
- 白米を他の食材に置き換える
- 太りにくい具材を選ぶ
- スパイスを足す
- 先にサラダから食べる
- 市販のルゥでなくカレー粉から作る
カレーには、太る原因がたくさんあります。しかし、これらの方法を試すことで太るのを防ぐことができます。