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ハムスターはバナナ食べれる?食べたらどうなる?

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ハムスターの好きな食べ物と言えばひまわりの種をイメージしますが、実際は雑食なので与えられたものは基本的に何でも食べる習性があります。

 

人間が食べているものを一緒に食べられたら、絆が深まったような気がして嬉しいですよね。

 

今回はハムスターはバナナを食べれるのかをご紹介します。

バナナの栄養価についてや、ハムスターに対する適切な量、与え方、メリットデメリット、おすすめバナナ入りフードについても詳細に解説。

ハムスターはバナナ食べれる?

トロ @toro303606

ハムスターはバナナを食べれます。

ただし、バナナは栄養価が高いので与え過ぎには注意が必要です。

  • カリウム:余分な水分を体外へと排出する役割。むくみ解消など。
  • 食物繊維:腸内環境を整える役割。便通の改善など。
  • ビタミン:人の体を健全に保つ役割。バナナにはビタミンC、B1、B2、B6、葉酸など。
  • トリプトファン:必須アミノ酸の一種で幸せホルモンを作り出す。
  • 炭水化物:体のエネルギー源で糖質とも呼ばれる。
  • マグネシウム:必須ミネラルの一種。骨や歯の形成、柔軟性、弾力性を高めたり、神経の興奮を抑える役割。
  • カルシウム:必須ミネラルの一種。免疫低下やアレルギーを防ぐ、ホルモンの分泌を調整するなどの役割。マグネシウムと共に摂取することでより効果を発揮する。

上記以外にもバナナは栄養がたっぷり。

ハムスターにはペレットだけでも充分に栄養は補給できますが、もし栄養を考慮したおやつを与えたい場合はバナナは最適とも言えます。

ハムスターに与えて大丈夫なバナナの量

ハムスターに与えて大丈夫なバナナの量を事前にきちんと把握しましょう。ハムスターの平均体重50gの個体であれば以下の量が適切と言えます。

  • 大きさ:5~10mm角(ハムスターが両手で持って食べられる大きさ)
  • 重さ:1回1~2g程度(1日最大5g前後まで)
  • 頻度:週1回以下

※自分のハムスターの体重が分からないという方は以下の表を参考にして下さい。

単位(グラム)

種類 オス メス
ジャンガリアン
ハムスター
35~45 30~40
キャンベル
ハムスター
35~45 30~40
ゴールデン
ハムスター
85~130 95~150
チャイニーズ
ハムスター
35~40 30~35
ロボロフスキー
ハムスター
15~30 15~30
キンクマ
ハムスター
80~130 95~150

上記より多い量を与えてしまうと、普段のペレットなどの食事を食べなくなったり、バナナの栄養の摂りすぎで肥満や下痢などの症状が出る場合もあります。

またハムスターの体調が良いときのみ与えるようにして下さい。体調不良のときにバナナを食べると、消化不良などを起こして最悪の場合命の危険に晒されることもあります。

ハムスターにバナナを与える時の注意点

ハムスターにバナナを与える時の注意点は、必ず1回で食べきる量を与えることです。

決して切り分けたバナナをケージの中にそのまま入れて放置することはしないで下さい。バナナは腐るスピードが速い食べ物ですので、ちょっと目を離した隙に腐ったバナナをハムスターが食べてしまうということがありえます。

ハムスターにバナナを与える時は、1個食べきるまで見守り、食べきれなかった分は処分しましょう。ハムスターは食べ物を頬袋に入れて巣箱に持ち帰る習性があるので、その場で食べなかった場合は後で必ず巣箱もチェックすること。

またバナナの皮は必ず剝いてから与えて下さい。バナナの皮には防腐剤や防虫剤など目に見えない薬剤が付着しており、人間が食べても問題ない量であっても、ハムスターにとっては大きな害になってしまいます。

ハムスターにバナナを与えるメリット・デメリット

ハムスターにバナナを与えるメリット・デメリットをまとめました。

【メリット】

  • 他のおやつに比べて栄養価が高い
  • 1年中手に入る
  • 安価である
  • 包丁がなくても皮むきや切り分けが出来る
  • ハムスターは甘味のあるものが好きなので喜んで食べる
  • 好物を与えることによりハムスターとの信頼関係が築ける

【デメリット】

  • 腐りやすいので食べきれない場合はすぐ処分する必要がある
  • 皮は防腐剤などが付着しているので確実に除去しなくてはいけない
  • 与え過ぎると肥満や下痢などの体調不良に陥る
  • バナナの味に慣れるとペレットを食べなくなる場合がある

メリットもデメリットも多くあるのがバナナです。きちんと肝に銘じましょう。

ハムスター向けバナナ入りフードはある?

ハムスター向けバナナ入りフードのおすすめは、乾燥バナナ(バナナチップ)です。

バナナチップは生のバナナを乾燥させた商品なので、カロリーや糖質などは基本的に生のものと変わりませんが、バナナチップにしかないメリットもあります。
例えばバナナチップは乾燥しているため水分が少なく、下痢の原因になりにくいです。

ハムスターは少量の水分でも過剰摂取になり脱水症状や死に至る可能性があるため、これはとても嬉しい効能。

またハムスターはげっ歯類で生涯歯が伸び続けます。きちんとケアしないと、伸びすぎた歯が頬に刺さってしまって病院に駆け込む、というケースも起こりえるのです。

その点で言うと、バナナチップはとても固いので、歯が伸びすぎるのを防いでくれます。またこれは個体にもよりますが、生のバナナよりもバナナチップを好む場合があります。

ハムスターにバナナを食べさせたいけど、全然寄り付いてくれない、という時にはバナナチップを与えてみると食いつきが良くなるかもしれませんよ。


ハムスターがバナナを食べれるのかについて説明しました。

  • ハムスターはバナナを食べれる
  • 体調不良の原因にならないよう量や頻度に気を付ける
  • 生のバナナよりバナナチップの方が与えやすくておすすめ

バナナは1年を通して安定供給されており、なおかつ栄養価も高い非常に優秀なフルーツです。

甘いものが好きなハムスターに与えるにはピッタリ。量や頻度はルールを守りながら、ご褒美おやつとして与えればハムスターもきっと喜ぶはずです。