納豆はご飯に乗せても、そのまま食べても美味しいですよね。また健康や美容にも良いとされる人気の食材です。
人によっては、1日の2.3パック食べてしまうなんてことも…。とくにダイエット中の人は「納豆を食べれば痩せる!」と思い、食べ過ぎてしまうことがあります。
しかし、食べ過ぎると太る原因になったり、体に悪い影響を及ぼす可能性があるのだとか。
そんな納豆で太るのを防ぐ方法はあるのでしょうか?
納豆で太るのを防ぐ方法
納豆で太るのを防ぐ方法は、以下の3つです。
- 納豆の分白米を減らす
- 体にいいからと食べすぎない
- よく混ぜて食べ応えUP
納豆はヘルシーなイメージがありますよね。しかし、食べ過ぎると太ることも。納豆で太るのを防ぐなら上記の方法で食べましょう。
それでは、詳しく説明します。
納豆の分白米を減らす
納豆の分、白米を減らし糖質を抑えましょう。
納豆に欠かせないのが白米。納豆だけで食べるより、白米と一緒に食べた方がより一層おいしく感じますよね。しかし、そんな白米には太る原因となる、糖質が多く含まれています。
納豆自体の糖質量は少ないですが、納豆に合わせて白米を食べ過ぎてしまうとそれだけ太りやすく。
そうならないために、納豆の分白米を減らすことで、糖質やカロリーを抑え太るのを防ぐことができます。
体にいいからと食べすぎない
納豆は体にいいからと、食べ過ぎるのはおすすめしません。
理由は、納豆には「プリン体」という成分が含まれています。このプリン体は、摂り過ぎると太りやすくなるだけではなく、痛風や腎結石などの病気をもたらす可能性があります。
そのため納豆を食べる目安量は、多くても1日2パックまでにしましょう。1日2パックであれば、プリン体の摂り過ぎとなる量にはなりません。
よく混ぜて食べ応えUP
納豆をよく混ぜることで、食べ応えがアップし腹持ちが良くなります。
納豆はよく混ぜると、もったりとした粘り気に。この粘り気があることにより、食べ応えがアップし自然と咀嚼回数が増えます。
よく噛み、時間をかけて食事を摂ることで、満腹中枢が刺激され腹持ちが良くなります。
納豆のカロリーや糖質量は?
納豆のカロリーや糖質量は1パック50gあたり、
- カロリー:約100kcal
- 糖質量:2.7g
豆類の中で、納豆の糖質量はかなり低いです。そのため、納豆は工夫次第でダイエットに効果的と言われています。
納豆のダイエット効果って?
納豆を摂ることによって、4つのダイエット効果があります。
- ビタミンB1、B2が脂質代謝をよくする
- 大豆ペプチドが基礎代謝をあげる
- サポニンが脂肪の蓄積を予防する
- 食物繊維が便秘を解消する
納豆にダイエット効果があると言われるのは、低糖質という理由だけではありません。納豆に含まれる成分も影響し、痩せやすくなります。
それでは、詳しく見てみましょう。
ビタミンB1、B2が脂質代謝をよくする
納豆に含まれるビタミンB1とB2が脂質代謝をよくします。
よく耳にするのは「ダイエットをしても痩せない」または「あまり食べていないのに太る」という声。これは脂質代謝が悪いからかも知れません。
そこで必要なのがビタミンB1とB2。これらはとくに植物性タンパク質に多く含まれており、その中でも納豆が良いとされています。
納豆を食べて脂質代謝が良くなれば、痩せやすい体質になります。
大豆ペプチドが基礎代謝をあげる
納豆に含まれる大豆ペプチドは、基礎代謝を上げ消費カロリーが増加させる効果があります。
大豆ペプチドを摂ることで、基礎代謝が上がりやすくする作用が。さらに、食後のカロリー消費や脂肪燃焼を促進させたりと、ダイエットに効果的な成分です。
この大豆ペプチドは、豆類を発酵させた味噌、醤油、納豆に多く含まれています。
サポニンが脂肪の蓄積を予防する
納豆に含まれるサポニンが、脂肪の蓄積を予防し太りにくくします。
サポニンとは、界面活性作用のある植物成分。余分な脂肪の蓄積を防ぐために、血管についた脂肪を洗い流す作用があります。
血管が綺麗になることで、代謝をスムーズにし痩せやすい体質にします。
食物繊維が便秘を解消する
納豆には食物繊維が豊富に含まれており、便秘解消に期待ができます。
納豆1パック(50g)あたりの食物繊維は、約3.4g。
納豆以外の食材と比較してみると、
- ごぼう(50g):2.9g
- さつまいも(50g):0.9
- 海藻(50g):1.9g
これらは、食物繊維が多く含まれている食材です。しかし、納豆には更に多くの食物繊維が含まれているということがわかります。
また、食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があり。これらがバランスよく含まれていると、更に便秘解消のサポートをすると言われています。
納豆には、この2種類の食物繊維がバランスよく含まれているため、数ある食材の中でも便秘解消に良いとされているのです。
納豆をダイエット目的で食べるならどの時間帯?
納豆をダイエット目的で食べるなら、朝の時間帯に摂りましょう。
納豆に含まれるタンパク質は、朝の時間帯に食べることで代謝をアップさせ痩せやすい体にします。
また、納豆には食後の血糖値上昇を抑える作用が。その作用をうまく活用し、朝に納豆を食べることで、昼食後の血糖値の上昇までも抑える効果があります。
相乗効果でより太りにくく!納豆と相性のいい食材は?
納豆との相乗効果でより太りにくくする食材は、
- キムチ
- お酢
- ネギ
これらはどれも手軽に食べられて、納豆と相性が良いです。
それでは、詳しく見てみましょう。
キムチ
キムチにはカプサイシンが含まれています。このカプサイシンは脂肪燃焼効果があるというのは周知のことでしょう。
また、納豆には納豆菌、キムチには乳酸菌が含まれています。これらの菌が合わさることにより、腸内環境を整える効果があります。
便秘はダイエットの敵。痩せやすい体にするには、腸内環境が整えることが大切です。
お酢
納豆の味付けには、醤油の代用としてお酢を入れましょう。
納豆の味付けにに醤油を使うと、濃い味になりご飯が進んでしまいます。そこで、醤油の代用にお酢を使うことで、薄味になりご飯が進みにくくなり、食べ過ぎ防止に。
また、お酢の中に含まれる「酢酸」には、内臓脂肪を減らす働きがあるためダイエットに効果的です。
ネギ
ネギに含まれる「アリシン」という成分は、ビタミンB1の吸収を高め血糖値の上昇を防ぎます。
血糖値の上昇を抑えることで、脂肪が蓄積がされにくくなり太るのを防ぐことができます。
納豆で太るのを防ぐ方法には、以下の3つがあります。
- 納豆の分白米を減らす
- 体にいいからと食べすぎない
- よく混ぜて食べ応えUP
納豆はヘルシーなイメージがありますが、食べ過ぎると太る原因になったり、健康面でも悪い影響を与える可能性があります。
しかし、納豆を上記の方法で食べることにより、太るのを防いだりダイエットや健康維持にも効果的です。
納豆を上手に取り入れて、美容と健康に良い食事を心がけましょう。