癒しのハムスターを見ていると、震えていて、「あれ?なんかブルブルしている!?大丈夫!?」と心配になりますよね?
ハムスターが震えている理由はさまざまですが主に4つの理由が考えられます。
この記事では、なぜハムスターが震えているのか、「4つ理由」、「震え方の特徴」と「対処法」を解説しています。震える理由によっては命に係わることも!
なぜ震えているのかを見分け、対応し、ハムスターとの癒しの生活をより長く楽しんで下さい♪
ハムスターが震える理由4つ
ハムスターは震える理由は主に次の4つ
- 怖がっている
- ストレス
- 寒い
- 病気
この記事ではこの4つの理由について特徴と対処法を解説しています。
ハムスターが震える理由はさまざま
ハムスターが震えている理由はさまざまです。人間でもおなじですよね?
怖い時にゾクゾクっと震えたり、寒い時にブルブルと震えたり、病気の時にしんどくてガクガク震えたりetc
ハムスターもさまざまな理由で震えているんです。
中には寝ぼけて寝てる時に震えながら歩き回る可愛いハムスターもいるようですが、この記事では「危ない震え」について解説していきます。
震え方をよく観察しよう
さまざまな理由で震えるので、震え方もさまざまです。
ハムスターが震えているなと思ったらよく観察してみてください。
- 起きている時に全身が震えている
- 立ち上がった時に震える
- 鳴き声を上げながら震えている
- 変に力が入っているように痙攣し震える
- 起きた時や安静時もずっと痙攣して震えている
- ゲージの角や隅っこで震えるetc…
怖がっている
まずは分かりやすいのが「怖がっている」時です。なにかにおびえているように逃げたりビクっとしたりしているときは怖がっています。
怖がって震えるときの特徴
怖がっている時は次のような特徴があります。
- 頬袋からエサを吐き出す
- 立ち上がって震える
- 部屋やケージの角で振り返ってプルプル震える
- 上から鷲掴みにしたときに震えた
- 高い所に上っている
ビクっと立ったり、隅っこに逃げたり、いきなりつかまれた時など、人間がびっくりした時と同じように逃げたり、ブルブルと震えます。
ハムスターは元々地下暮らしのため、高い所は苦手です。高所恐怖症なんです!
高い所へ上ってしまったり、手で持ち上げてハムスターが高いと感じでも高い所が怖くて震えます。
怖がって震えるときの対処法
怖がっている理由は大きく分けて「環境の変化」「飼い主に起因」の2つ。
この2つに分けて対処法を解説していきます。
「環境の変化」の場合
- ハムスターが怖がるような大きな音、振動、光、臭いが無い場所に置きましょう
- 散歩に出す前時はケージを中心に徐々にエリアを広げてあげる
飼い始めの時期は新しい環境に慣れず怖くて震えてしまうので、できるだけ触れずに刺激の少ない場所においてあげましょう。
散歩は慣れてからにし、いきなり自由に開放するのではなく、ゲージ付近から慣れさせてあげてください。
「飼い主に起因」の場合
- 飼い始めの時期は過度に接触せず、怖がらせないようにしましょう
- 上から鷲掴みにはしないでください
- ケージから出したり、移動させたい場合は自分の手のひらに乗るのを待ってあげてください
まだ飼い主に慣れていないハムスターは触られるだけで怖いと感じでしまいます。
可愛いハムスターを触りたい気持ちはわかりますが、自ら来てくれるまではむやみに触らず待ってあげて下さい。
ストレス
次はハムスターの「ストレス」について解説します。
ハムスターは人間よりもストレスを感じやすく、ストレスが原因で死んでしまう場合もあります。
ストレスによって震えていないかをチェックしストレスを感じないように対処してあげましょう。
ストレスで震えるときの特徴
ストレスを感じている時は次のような特徴があります。
- 鳴き声を上げながら震えている
- 起きている時に震えている
鳴き声を上げている場合はストレスを感じ怒っています。
起きている時に何にもびっくりしていないのに震えている場合もストレスで震えている可能性が高いです。
ストレスで震えるときの対処法
ストレスを感じるのには次の原因が考えられます。
- 環境になじめなかった
- 触られ過ぎた
- 室温が適温ではなかった
- 清潔ではなかった
- 自分の臭いがしなかった
- 適度な運動ができなかった
まずはゲージの中の環境(トイレや巣箱の清潔さ、運動器具)や、ゲージの置き場所をもう一度確認してみましょう。
そして、飼い始めの場合は無やむに触れず「見て」癒されてください。
寒い
ハムスターは「寒さ」が苦手な動物という事もあり、冬の時期など気温が低いと体が震える事が多いです。
ハムスターの適温は20℃~26℃です。20℃を下回ると、震え、徐々にハムスターの動作が鈍くなっていきます。
寒くて震えるときの特徴
寒くて震えている時は次のような特徴があります。
- 巣箱の中でまるまって震えている
- 室温が20度以下になっている
- 体全体で震えている
まずは室温を確かめてください。20度以下になっていれば寒くて震えている可能性が高いです。
寒くて震えるときの対処法
寒い時は「温める」!です。温める方法は次のを参考にしてください。
- エアコンをつける
- 冬はストーブをつけたままでさらにカゴの上から大きな布をかぶせる
- ゲージの近くでヒーターを付ける
- 使い捨てカイロを蓋つきのプラスチックケースに入れ、ゲージに入れる
- 人肌に温めたお湯が入ったペットボトルをゲージに入れる
冬の誰もいない日中や、人間が寝ている夜の温度管理も大切です。
巣箱を作ってあげると、巣箱に入って寒さをしのげるし、巣箱の中に入っている床材を自分で出し入れし、量を調整することができるのでおすすめ!
病気
「怖がっている」「ストレス」「寒さ」のどれにも当てはまらない場合や。他に痙攣、下痢や嘔吐と伴っている場合は「病気」の可能性が高いです。
病気で震えるときの特徴
病気の時は次のような特徴があります。
- 震えよりも激しく上下左右している
- 起きた時や安静時もずっと痙攣して震えている
- 震えと一緒に鳴き声をあげたり、吐き気や下痢をしている
- 歩いている時にフラフラして、とまると震える
- チョコ、ネギ、アボカド、玉ねぎを食べた(中毒になります)
ブルブルではなくガクガクや上下に激しく、他の症状を伴っているのが特徴です。
病気で震えるときの対処法
病気で震えている時は可能な限り早く病院へ連れて行ってあげて下さい。
病院へ連れて行く際に焦りすぎて鷲掴みにして怖がらせたり、自分の住処から離れてしまうストレスを感じたりしないように、できるだけそっと連れて行ってあげるのも重要です。
そのまま様子を見ようと一晩待っていると亡くなってしまう場合もあるのでご注意を!
震えがおさまらないときはどうする?
何をしても震えが止まらない時は病気の時と同じく、可能な限り早く病院へ連れて行ってあげてください。
その際に
- いつから震えているのか
- どのように震えているのか
- どのような対処法をしてけど止まらなかったのか
など震えている時の様子を先生に伝えれるようにしておくと診察がスムーズです。
ハムスターが震えている原因4つの特徴と対処法がわかっていただけたでしょうか?
震えている主な原因は次の4つです。
- 怖がっている
- ストレス
- 寒い
- 病気
ハムスターの寿命は2年半ほどと短いので、少しでも長く一緒にいるために、ハムスターの震える原因を対処法を知り、ハムスターとの癒しの生活を送って下さい♪