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スポ少でトラブルがあった時はどうする?非営利ならでは!

トラブル
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スポ少は、保護者が運営の主体となる、非営利の青少年スポーツ団体です。

子どもたちにスポーツを始める機会を与えることができ、金銭的にも負担が少ないのがメリットです。

一方保護者同士の関わりが強いので、トラブルが起こりやすいことがデメリットになります。

子どものためにと思って始めたスポ少でも、トラブルばかりだとストレスが溜まりますよね。

今回は、スポ少でトラブルがあった時の対処法について詳しくご紹介していきます。

スポ少でトラブルがあった時はどうする?

トラブル

スポ少でトラブルが起こった時の対応は、二つの場合に分かれます。

まず一つ目に指導者とトラブルがあった場合二つ目に保護者間でトラブルがあった場合です。

スポ少で起こるトラブルはほとんどがこの二つのうちのどちらかであることが多いでしょう。

それでは二つの場合ごとの対処法について詳しく解説していきますね。

指導者とトラブルがあった場合

指導者とトラブルがあった場合の対処法は、以下の二つになります。

・ある程度のことはスルーする
・我慢できないレベルであれば保護者会役員に相談する

指導者は親がボランティアで行っている場合が多いため、その分トラブルも起こりやすくなります。

よくある指導者とのトラブルは、えこひいき、パワハラ、暴言、選手の起用、指導方針に関する不満ですね。

子どもと一番関わる存在である指導者とトラブルになると不安になりますよね。

トラブルの内容によってどのように対応すべきか落ち着いて考えてみましょう。

ある程度のことはスルーする

指導者とトラブルになった時、ある程度のことはスルーすることが、まず最初にできる最善の方法になります。

スポ少に所属していると指導者の指導方法や選手の起用など多少の不満は必ず出てきます。

しかしその不満が本当に解決すべきものなのか、自分がスルーすべきものなのか考える必要があります。

指導者も他の保護者の代わりに無報酬で行っているため、ある程度は指導者の方針に従う必要があるでしょう。

我慢できないレベルなら保護者会役員に相談を

指導者とのトラブルが我慢できないレベルのものであれば、必ず保護者会役員に相談するようにしましょう。

スポーツの指導に当たってよく体罰の問題が取り上げられます。

もし自分の子どもが暴言・暴力を受けていたら我慢できないですよね。

そのような度を過ぎたトラブルの場合は、個人ではなく、保護者会役員に相談したうえで団体で抗議するようにしましょう。

保護者間でトラブルがあった場合

保護者間でトラブルがあった時の対処法は以下の三つになります。

・割り切って我慢する
・指導者に相談する
・自分に非があるならきちんと謝罪をする

スポ少は親同士で運営しており、親同士の関わりも強いため人間関係のトラブルが非常に起こりやすくなっています。

送迎などで顔を合わせる機会も多く、トラブルを抱えたままだと居心地が悪くストレスになりますよね。

トラブルの種類によって三つの対処法のうちどれを選ぶべきなのかじっくり考えてみてください。

割り切って我慢する

保護者間でトラブルが起こった時、場合によっては割り切って我慢することも大切です。

保護者の中にも色々な性格の人がいます。

陰口を言ったり、裏切られたり、マウントをとってくる人もいるでしょう。

中には話し合いでは解決できないような人間性を持った人もいます。

そのような場合は「そんな人だから仕方ない」と割り切ってあまり深く関わらないようにしましょう。

指導者に相談する

トラブルが保護者内で解決できないと感じた時は、指導者に相談することも一つの方法です。

保護者内では派閥ができていたり、個別に話し合うことができない場合もあるでしょう。

そんな時には第三者的立場である指導者に声をかけてもらうことで、状況が改善することもあります。

自分に非があるならきちんと謝罪を

保護者間でトラブルが起こった時には、自分にも非がないかどうか省みることが大切です。

保護者が交代で担当しなければならない仕事に協力的じゃなかったり、時間や約束にルーズだったりしたことはありませんか?

客観的に見て自分にも落ち度があったと感じた場合は、非を認め素直に謝罪するようにしましょう。

スポ少でトラブルが起こる理由

スポ少でトラブルが起こる原因は以下の二つです。

・ボランティアで成り立っている
・親同士の熱量に差がある

スポ少はその特性上、どうしてもトラブルが起こりやすくなってしまうんですね。

ボランティアで成り立っている

スポ少はボランティアで成り立っていますが、それがトラブルを引き起こす原因にもなっています。

指導者も運営も保護者によるボランティアなので、他の営利目的のクラブチームのように「お金を払って終わり」という風にはできません。

スポ少では保護者間の気配り、自主性、協力が大事になってくるので、トラブルが起こりやすくなっているんですね。

親同士の熱量に差がある

親同士の熱量に差があることも、トラブルを引き起こす原因の一つです。

スポ少に所属している保護者の目的には差があります。

子どもにスポーツを経験する機会を与えたいという人もいれば、自身もスポーツ経験者で大会で実績を残してほしいという強い思いを持った人もいます。

そのような親同士の熱量の差によってお互いを理解できずトラブルが生まれてしまいます。

トラブルを避けるために

スポ少でトラブルを避けるために気を付けるポイントは以下の四つあります。

・体験期間でチームの雰囲気を見る
・当番はできる限り協力する
・陰口は言わない、同調しない
・子どもたちのサポートに徹する

トラブルが起こりやすいスポ少ですが、これらのポイントに気を付けることで、トラブルに巻き込まれないようにすることができます。

体験期間でチームの雰囲気を見る

トラブルを避けるためには、体験期間でチームの雰囲気を見るようにしましょう。

スポ少に入る前にチームの雰囲気を観察することで、トラブルが起こりやすそうな雰囲気の悪いチームを避けることができます。

人間関係はどうか、派閥はないかなどしっかり確認しておきましょう。

当番はできる限り協力する

トラブルを避けるためには、当番はできる限り協力することが大切です。

スポ少は保護者の協力によって成り立っています。

協力的でないと他の保護者から反感を買う可能性があるので、できることはしっかりするようにしましょう。

陰口は言わない、同調しない

トラブルを避けるためには、陰口を言ったり、陰口に同調することは禁物です。

陰口はチームの雰囲気を悪くし、人間関係を悪化させるからです。

自分は絶対に陰口を言わないよう心掛け、陰口を言っている人とは距離を置くようにしましょう。

子どもたちのサポートに徹する

トラブルを避けるためには、子どもたちのサポートに徹するようにしましょう。

スポ少が保護者の協力によって成り立っているのは事実ですが、あくまで主役は子どもたちです。

子どもたちが安全に、充実したスポーツ活動に取り組めるよう全力でサポートしましょう。

トラブルがあってもこれはNG

トラブルが起きた時にやってはいけないNG行動は以下の二つです。

・誰彼かまわず相談する
・子どもの意思を聞かずに退団する

トラブルが起きると動転してしまう気持ちも分かりますが、あくまで冷静に対応するようにしましょう。

誰彼かまわず相談する

トラブルが起きた時、誰彼かまわず相談するのはやめましょう

スポ少は、狭いコミュニティであるため、「誰々が文句を言っていた」と誤って伝わってしまう可能性があります。

孤立してしまう原因にもなりえるので、本当に信用できる人にだけ相談するようにしましょう。

子どもの意思を聞かずに退団する

子どもの意思を聞かずに退団するのは絶対にNGです。

スポ少は子どもが楽しみながらスポーツをすることが本来の目的です。

いくら嫌なことがあっても、自分本位で考えるのはやめましょう。

子どもの意見をしっかり聞いて、尊重してあげるようにしてくださいね。


スポ少でトラブルが起きた時の対処法は、指導者とトラブルがあった場合と保護者間でトラブルがあった場合の二つに分けられます。

指導者とトラブルがあった場合の対処法

  • ある程度のことはスルーする
  • 我慢できないレベルであれば保護者会役員に相談する

 保護者間でトラブルがあった場合の対処法

  • 割り切って我慢する
  • 指導者に相談する
  • 自分に非があるならきちんと謝罪をする

トラブルの種類と状況によって、どの対処法を選ぶのが最適なのか考えてみましょう。

また、スポ少でトラブルが起こりやすい原因気を付けるべきポイントを知っておくことでトラブルを避けることもできます。

スポ少でトラブルが起こった時には、本記事でご紹介したことをぜひ参考にしてみてください。