転職活動には、書類選考・一次面接・二次面接とたくさんの段階がありますよね。
それらを突破した人だけが、いよいよ最終面接に臨むことができます。
最終面接は、合格することができれば内定がもらえるとても重要な面接です。
絶対に合格を勝ち取って確実に内定をもらいたいと思いますよね。
最終面接を控え、実際にどのぐらいの確率で合格できるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「転職で最終面接まで行けばほぼ合格なのか？」という疑問にお答えしたいと思います。
転職で最終面接まで行けばほぼ合格？
書類審査から始まり、数々の選考を乗り越えて最終面接までたどり着くと
「ほぼ合格なんじゃないか」
と思ってしまう方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、転職で最終面接まで行っても「ほぼ合格」ではありません。
最終面接で落ちてしまう方もたくさんいるからです。
その理由として、最終面接では、会社の社長や役員などの重役が面接官を担当することが多いことが挙げられます。
会社について熟知している面接官が、応募者を採用するべきかどうかの最終決定をする重要な場面なので、当然落とされることもあるでしょう。
一次面接では、第一印象・人柄・立ち振る舞い・言葉遣いなど基本的なところが見られることが多くなります。
一方、最終面接では、
- 会社の将来的な方向性とキャリアプランがマッチしているか
- 社風と合っているか
- 入社する意思は強いか
- 入社してから長く働いてくれそうか
などのポイントが見られています。
このように、一次面接・二次面接と最終面接で評価されるポイントは全く違います。
一次面接と二次面接を突破しても、最終面接もほぼ合格とは限らないんですね。
転職の最終面接の時間が長いとほぼ合格？
転職の最終面接の時間が長くても、ほぼ合格とは限りません。
なぜなら、面接時間の長さにも色々な理由が考えられるからです。
面接時間が長い理由としては、
- 候補者に興味を持っていて深堀している
- 合否の判断に悩んでいる
- 本来の面接時間が長かった
- 会社のイメージのために配慮している
- 候補者の話が長い
- 逆質問の数が多い
があります。
反対に、面接時間が短い理由としては、
- 興味を持たれていない
- 不採用を決めていて時間を割かない
- 本来の面接時間が短かった
- 短い時間で採用を決めている
などがあります。
面接時間が長い理由・短い理由ともにポジティブな理由もネガティブな理由も見られますよね。
このことからも、面接時間の長さと合格率は比例していないことが分かります。
ですので、最終面接の時間が長くてもほぼ合格とは言えません。
転職の最終面接ほぼ合格のサインはある？
転職の最終面接で、ほぼ合格のサインはあります。
ほぼ合格のサインには、
- 面接官がメモをたくさん取っている
- 入社日や働き方など入社後の具体的な話をされる
- 入社するメリットや会社の魅力を伝えてくる
- 他社の選考や入社意思について聞かれる
などが挙げられます。
このようなサインが見られれば合格する確率が高いので、ぜひチェックしてみてください。
このようなサイン以外にも、面接官の反応・表情が良かった、面接官との相性が良かったなど面接の雰囲気から総合的に判断することもできます。
しかし、中には
「ぜひ一緒に働きたい」
「弊社で活躍できそうだ」
と言われたのにも関わらず不合格になってしまったという場合もあります。
面接が盛り上がったり、手ごたえがあったとしても落ちてしまうこともあるんですね。
合格サインは確実に合格に繋がるものではないので理解しておきましょう。
転職の最終面接の合格率はどのくらい？
転職の最終面接の合格率は50％程度だと言われています。
合格できる可能性は半々ということですね。
しかし、合格率は会社の方針や応募者数によって大きく変わってくるため、一概に50％とは限りません。
合格率がもっと高くなることも低くなることもあります。
応募者が少なかったり、最終面接までの選考段階が多い場合には最終面接の合格率は高くなるでしょう。
一方で、応募者が多く競争率が高い場合や、一次面接の次に最終面接があるような場合だと合格率は低くなってしまいます。
つまり、最終面接で合格できるかどうかは、その状況・会社・応募者そして運次第ということなんですね。
転職の最終面接まで進んでも気を抜かないようにしよう
転職の最終面接まで進んでも気を抜かないようにしましょう。
先ほどお伝えしたように、最終面接に行くだけでほぼ合格ということはありません。
合格率を見ても半分の人が最終面接で落ちてしまいます。
せっかく書類審査や複数回の面接を突破し、大変な思いで最終面接までたどり着いたのに、気を抜いたせいで落ちてしまっては非常にもったいないですよね。
最終面接まで来ても安心して気を抜いたりせず、今までの面接よりも一層気を引き締めて面接に臨むようにしましょう。
今回は、「転職で最終面接まで行けばほぼ合格？」という疑問にお答えしました。
結論は、転職で最終面接まで行ってもほぼ合格ではありません。
なぜなら、会社の社長や役員などの重役が面接官となり、応募者を採用するか否かの最終決定をする重要な場面だからです。
最終面接で評価されるポイントである
- 会社の将来的な方向性とキャリアプランがマッチしているか
- 社風と合っているか
- 入社する意思は強いか
- 入社してから長く働いてくれそうか
についてもチェックしておきましょう。
転職の最終面接の合格率は50％程度で、半分の人は落ちてしまうので決して気を抜かないようにしましょう。
本記事を参考に、しっかりと面接対策をしたうえで、最終面接に合格し、内定をつかみ取ってくださいね。
