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プリンが固まらない原因は?対処法やリメイク方法も!

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おやつとして老若男女に人気のあるプリンは、簡単な手作りスイーツとしても重宝されていますが、実は失敗しやすいメニューだということは意外と知られていません。

特にありがちなのが、プリン液のまま全く固まらないという失敗。

今回はプリンが固まらない原因を徹底解説します。

固まらない時の対処法や、最後の手段リメイクレシピ、ゼラチンやバナナを使ったプリンの失敗例についてもご紹介。

これを読めば失敗も怖くない!

プリンが固まらない原因

プリンが固まらない原因は、材料によって異なります。

一般的に家庭で作られるプリンはたまごが固まる力を利用している場合が多く、オーブンで加熱してから冷やして食べる人が多いと思います。

たまごのタンパク質が熱変性するという性質を利用して、プリンを固める仕組みです。

このプリンの場合は

  • 加熱時間が短い
  • 加熱温度が足りない
  • また牛乳に対してたまごの量が少ない

ことが原因として挙げられます。

人によっては、半熟で口の中でとろけるプリンが良かったり、一方ではカチカチに固まった昔ながらのプリンが好みという方もいるでしょうが、プリン液の状態のままほぼ変化が見られないという時は、上記の3点を見直しましょう。

プリンが固まらない時の対処法

プリンが固まらない時の対処法をご紹介します。

まず大前提としてプリン作りに慣れるまでは元々のレシピを変えることなく、分量やその他の条件をきちんと合わせることが大切です。

それでもプリンが固まらない時の対処法は原因によって異なります。

加熱時間が短い場合は、蒸し器の温度をきちんと合わせて再加熱しましょう。加熱温度が低い場合は、たまごが固まり始める60~70℃に蒸し器の温度が合っているかを確認。

もちろんレシピ通りであることが大前提ですが、プリンの容器は小さいものの方が熱が通りやすく固まりやすいと言えます。

加熱温度を調節する際は加熱しすぎるとプリンに「す」と言われるデコボコが入って見栄えが悪くなることがあるので注意しましょう。

また牛乳に対してたまごの分量が少ない場合は、調理中に手を加えるのは難しいです。牛乳の量が多いほどトロトロとろける食感になりますが、初心者のうちはトロトロプリンではなく一般的な固さのプリンに挑戦する方が賢明かもしれません。

プリンが固まらない時のリメイク方法

プリンが固まらない時のリメイク方法を2つご紹介します。

ミルクセーキ

固まらなかったプリン液をミキサーにかけるだけで完成。

甘さが足りない場合は生クリームを足すと濃厚な味わいになったり、なめらかな食感にしたい場合は牛乳を足すと良いでしょう。ミントの葉を添えれば写真映え間違いなし。

プリンケーキ

ホットケーキミックスにプリン液を入れてよく混ぜます。タネを炊飯器にセットしてスイッチを入れるだけで、ほかほかのプリンケーキの出来上がりです。

プリン液に入っていた甘味が足されて、普通のホットケーキよりも甘くてスイーツ感が増すレシピ。ほろ苦いカラメルソースをかけて食べると見た目も味もプリン、黒蜜や抹茶ソースをかければ一気に和スイーツに生まれ変わります。

ゼラチンプリンが固まらない原因と対処法

ゼラチンプリンが固まらない原因は多岐に亘る場合が多いです。

例えば

  • ゼラチンの分量不足
  • 冷やす時間が短い
  • ゼラチンがプリン液に溶け切っていない
  • ゼラチンをプリン液に入れた後で沸騰させてしまった
  • 他材料との相性の悪さ

などが挙げられます。

ゼラチンは材料に溶かすだけで凝固させてくれる便利なアイテムですが、その性質をきちんと理解しないと失敗の原因にもなり得るのです。

固まり切らなかったゼラチンプリンも、再加熱しゼラチンを足すことできちんと固まる場合もあります。

ただし風味が落ちる可能性がありますので、やはり最初に作る段階できちんと分量や使い方を遵守することが肝心だと言えます。

バナナプリンが固まらない原因と対処法

バナナがあれば、たまごやゼラチンを使わなくてもプリンが出来るので、アレルギーなどがある人にはとても嬉しいレシピです。しかしこのバナナプリンも場合によっては固まらないことがあります。

バナナプリンが固まらない原因はバナナの成熟が足りないことです。バナナに含まれるペクチンという物質は成熟すると固まりやすくなります。

バナナプリンはこのペクチンと牛乳のカルシウムが反応して固まる性質を利用して凝固させるのです。プリンを作るならバナナは黒く変色し始めて完熟状態のもの、また牛乳は成分無調整を選ぶようにして下さい。

それでももし失敗してしまったら、そのままミキサーにかければ小さい子どもも喜ぶスイーツドリンクになります。

太いストローと一緒に出せば今流行りのバナナジュースの完成。離乳食としても食べやすくておすすめです。

また冷凍してシャーベット感覚で食べるのも良いでしょう。

完熟バナナの濃厚な甘さと、凍った牛乳のさっぱり感で夏にぴったりのスイーツに早変わりしますよ。

プリンが固まらない時も焦らないようにしよう

分量通り作っているつもりなのに、プリンが固まらないという時も焦りは禁物です。

焦って闇雲に分量を変えたり、熱を加えすぎたりするのは更なる失敗の原因にもなりかねないですし、衛生的にもあまりおすすめ出来ません。

例えばゼラチンを使ったプリンの場合は、冷蔵庫に一晩置いておくと自然と固まっていたりします。

それでもプリンが固まらない場合は、材料を鍋に戻して再加熱するときちんと固まったということも。

プリンが固まらない時の対処法やリメイク案を事前に調べておくと、いざという時に焦らずに済むのでおすすめです。


プリンが固まらない原因は以下の通りです。

  • 牛乳に対してたまごの量が少ない
  • 加熱温度や時間が適切ではない
  • ゼラチンやバナナでプリンの場合はその性質を生かしきれていない

少ない材料でお手軽に作れるスイーツの代表格とも言えるプリンですが、初心者は失敗しやすいというのが定説です。

プリンがなぜ固まるのか、たまごやゼラチンやバナナの性質をきちんと理解した上で作ると安心です。

自分なりのアレンジプリンは、こちらで紹介したスタンダードなプリンが作れるようになってからチャレンジしてみて下さいね。