ドライアイス

ドライアイスの保存方法!注意しないと危険大!

ドライアイスを家庭で使ったことはありますか。

市販の保冷剤よりも強力な冷気が出るので、アウトドアや長距離の買い出しで役立つ便利アイテムです。

今回はそんなドライアイスの基礎知識から、保存方法、取り扱いの注意点などを細かく解説。

そもそもドライアイスって氷と何が違うの?という方から、使い方をもう一度おさらいしたいという方まで幅広く参考にしていただけます。

ドライアイスの保存について学んで生かしてくださいね。

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ドライアイスの保存方法

冷やすことならなんでも!広島の氷屋さん己斐製氷です

ドライアイスの保存方法について詳しくご紹介します。

贈答用のアイスクリームなどの冷凍商品に附属してきたものを処分したことならあるけど、自分で保存して使おうと思ったことはないという方も多いのではないでしょうか。

ドライアイスは使いこなせればとても便利ですが、何も知らずに保存したつもりでは、すぐに使えなくなってしまうことも考えられます。

注意しましょう。

ドライアイスは何度で保存できる?

ドライアイスを家庭で完全に保存するのは不可能に近いです。

なぜなら、ドライアイスの昇華温度(個体から気体へ転移する温度)はマイナス79度です、この温度より高い場所で保存するとどんどん昇華していきます。

家庭用冷凍庫はマイナス20度くらいまでしか設定出来ないので、業務用冷凍庫などがない限り保存は出来ないと考えましょう。

冷却ではなく保冷が重要!

ドライアイスを少しでも長く使いたい場合は、冷却ではなく保冷が重要です。

前述の通り昇華は止められませんが、なるべく長持ちさせたい場合はドライアイスを包んで保冷するようにしましょう。

ビニール袋

普通の食品用ビニール袋ではなく、厚手のもの。密閉してしまうと破裂するので注意が必要。不織布製のドライアイス専用の袋がネットなどで購入出来ます。

新聞紙

何重にも包み込む形で使う。空気の層を何重にもすることにより、空気が対流しないようにすれば保冷効果抜群。

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ドライアイスの保存に適した容器は?

ドライアイスの保存に適した容器をいくつか紹介します。

ドライアイスを購入時のまま、家庭で完全に保存することは不可能ですが、容器を工夫するなどのひと手間で長持ちさせることが出来るのです。

ドライアイス自体を包むことと併用すれば効果抜群!

ホームセンターなどで簡単に手に入るものばかりですので、すぐに活用出来ますよ。

発泡スチロール

ドライアイスの保存容器に発砲スチロールが効果的です。

発泡スチロールは外気が通じており密閉されないので、ドライアイスが昇華する過程で容器が破裂するのを防ぐことも出来ます。

容器のサイズ選びも大切で、なるべくドライアイス自体の大きさぴったりのものを用意して下さい。

新聞紙などで包んだドライアイスを、ジャストサイズの発砲スチロールに入れておけば、ドライアイス自体の冷気が充満することで冷やされ昇華を防ぐことが出来ます。

クーラーボックス

クーラーボックスでドライアイスを保存することも出来ます。

一般家庭がアウトドア用で持っているクーラーボックスで十分です。例えばドライアイス4キロに対して、クーラーボックスは38センチサイズがベスト。

ドライアイスを入れる際に注意する点は、クーラーボックスに通気口や通気弁があるかどうか。密閉されると容器が破裂するので必ずチェックしてから使って下さい。

もし通気口がないクーラーボックスしか持っていないという場合は、蓋を少し開けた状態にしましょう。

ドライアイスは冷凍庫で保存できる?

ドライアイスは冷凍庫で保存してもすぐに昇華してしまいます。

ドライアイス自体がマイナス78度、一方の冷凍庫の温度はマイナス20度ですので、冷凍庫の中はドライアイスにとっては暑い状態です。また冷凍庫の中は冷たい風が吹いており、この風がドライアイスの昇華を早めてしまいます。

ドライアイス購入当日に使用するのなら冷凍庫での保存でも十分ですが、翌日まで保存させたい場合は、冷凍庫よりも専用の容器に入れて、ドライアイス自体の冷気で冷やし続ける方効果的です。

ドライアイスの保存手順

ドライアイスは保存手順が重要です。

この手順をきちんと踏むことが出来れば、より長く保存すること可能。逆にきちんとした手順を踏まなければドライアイスの寿命を縮めることになってしまいます。

ドライアイスは取り扱いに注意が必要なものなので、保存手順を事前にきちんとチェックするべき。必要な備品の準備と合わせて見ていきましょう。

新聞紙や布でドライアイスを包む

ドライアイスは新聞紙や布に包んで下さい。

ドライアイスは素手で触るとヤケドのような凍傷の症状が出てしまいますので、厚めの軍手などを手元に準備してから取り扱って下さい。

購入時に既にドライアイスが包装されている場合は、その包装の上から新聞紙や布で包みましょう。タオルなどでも代用が出来ます。

ドライアイスを何重にも包装することで、気化を防ぐことが出来るので長持ちします。

この包装の作業をする際は必ず換気の良いところで行いましょう。ドライアイスは二酸化炭素が気化するので、密室で作業をすると酸欠になってしまうことがあり非常に危険です。

氷や保冷剤を敷いた容器に入れる

ドライアイスを保存する時は、氷や保冷剤を敷いた容器に入れて下さい。必ずドライアイスが一番上に来るようにすることが重要です。

なぜなら冷気は下へ下へと下りていく性質があるため、ドライアイスを容器の上部に置いておけば、容器の下にあるものが冷やされるから。氷や保冷剤が冷やされれば、ドライアイスの温度も上がりにくくなるので、最終的にドライアイスを長持ちさせることに繋がります。

氷や保冷剤がない場合は、アイスや冷凍したペットボトル飲料などでも代用可能です。

ドライアイスはどれくらいの時間保存できる?

ドライアイスの保存時間はドライアイス自体の容量によって異なります。

ドライアイスは大体1キロごとに販売されることが多いのですが、例えば1キロのドライアイスを包装などせずに裸のまま常温に置いておくと全て昇華するまで3時間ほどです。

きちんと包装して発泡スチロールなどの容器に入れて開けずに置いておいて、大体10時間ほど保存可能。

やはり一般家庭でドライアイスを長持ちさせるのはとても困難なことです。使うタイミングのなるべくギリギリで購入しなければ、期待したほどの冷却効果は得られないということになります。

ドライアイスを保存する際の注意点

ドライアイスを保存する際の注意点もチェックしましょう。

ドライアイスは白い煙が出るスモーク効果などが結婚式のステージで使われたりと身近なものですが、実は取り扱いには注意が必要なもの。

なぜならドライアイスの正式名称は「個体二酸化炭素」、その名の通り二酸化炭素を多量に含んでいるため注意が必要なのです。誤った使い方をしなければとても便利なものなので、知識をきちんと備えておけば怖くありませんよ。

密閉容器に入れない

ドライアイスは密閉容器に入れてはいけません。

ドライアイスが昇華する時に発生する白い煙の正体は二酸化炭素です。

昇華する時に元の体積の750倍にも膨れ上がる性質があるため、密閉した容器に入れると容器の内圧が急激に上昇し、最終的には容器が破裂してしまいます。

ビニール袋に入れて口を縛ったり、ジップロックのような袋に入れるのも避けましょう。完全密閉でないにしても、通気が十分でないと容器が破裂するのは変わりありません。

ドライアイスと同じくらいの大きさの容器を使う

ドライアイスと同じくらいの大きさの容器を使うことも重要です。

ドライアイスよりも容量の大きい容器だと、隙間の空気が温まってしまいドライアイスの昇華を早めます。ドライアイス1キロは奥行120mm×幅240mm×厚み22mmほどのサイズです。

発泡スチロールなどの箱のサイズは、ホームセンターならラインナップも多いので、ドライアイスを購入する前に必ず容器を準備しておきましょう。


ドライアイスの保存についてご紹介しました。

  • ドライアイスの完全保存は無理だが、長持ちさせることは可能
  • 新聞紙などの包装と、発泡スチロールなどの容器の準備をする
  • 凍傷や容器の破裂には注意

注意点が多くなってしまいましたが、きちんと知識があれば取り扱いは難しくありません。

夏の時期やアウトドアで大活躍間違いなしのドライアイス、今回ご紹介した保存方法を生かして、是非便利に使って下さいね。