ドライアイス

ドライアイスの作り方!実は簡単に出来ちゃう!

暑い時期に少し遠くへ食材の買い出しに行ったり、釣果の持ち帰りに活躍するドライアイス。

でも販売店でわざわざ購入するのが面倒という方も多いのではないでしょうか。

実はドライアイスは自宅で簡単に作ることが出来るのです。

今回は必要なものや、作る際の注意点、不要になったドライアイスの処分方法まで詳しく解説します。

ドライアイスの作り方を知らなかったという方や、既に知っている方向けの作り方のおさらいにも最適です。

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ドライアイスの作り方

ドライアイスの作り方は、とても簡単です。シンプルな材料なのに、短時間で作れるのでライフハックとして知っておいて損はありませんよ。

【準備するもの】

二酸化炭素消火器:消火剤としての二酸化炭素が消火器内に充填されており、噴射時に粉末状のドライアイスに変化して消化する。ホームセンターやネット通販で、容量によって金額は異なるものの4,000~30,000円で取り扱いがあり簡単に手に入る。
布カバー:通気性が良く、袋状になっているものを選ぶ。麻袋やまくらカバーも使えます。
軍手:ドライアイスを素手で触らないようにするため、厚手の軍手またはゴム手袋は必須。

【作り方】

二酸化炭素消火器の噴射口に布カバーを取り付けて、カバー内に噴射。この時、袋の中はスノー状のドライアイスになり、上から押し固めるとペレット(粒子)状になります。

市販のように四角いドライアイスを作りたい場合は、消火器1本では足りない場合があるので、事前に多めに用意しておくこと。

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ドライアイスを自宅で作る場合の注意点

ドライアイスを自宅で作る場合の注意点は以下の通りです。

換気の良い場所で

二酸化炭素消火器を噴射すると、空気中の酸素量が少なくなり二酸化炭素が充満します。換気の悪い部屋でドライアイスを作ると酸欠になる可能性があるので、窓を2カ所以上開けて空気の通り道を作ったり、換気扇をかけるなどの対策をしましょう。

素手で触らない

ドライアイスを素手で触るとやけどのような凍傷になってしまいます。必ず軍手やゴム手袋を準備して下さい。万が一素手でドライアイスを触ってしまった場合は、40~42度のお湯で患部を温めること。水ぶくれになったり、痛みやヒリつきが続く場合は皮膚科を受診しましょう。

子どもの目の届かないところで

ドライアイスは白い煙が出ており興味を引くだけでなく、触らない限り冷気もあまり感じないため、子どもにとっては危険かどうかわかりづらいものです。子どもに触らせないようお風呂場などの仕切れる空間で作業をするのがおすすめ。

ドライアイスにはどんな種類がある?

一口にドライアイスと言っても、実は様々な種類があります。用途によって使い分けが可能です。

角型

一般によく使用されているスライス品。2キロで4時間以上マイナス15度の状態を保つことが出来ます。比較的長時間の冷却向き。

ペレット

粒子(円筒)状のドライアイス。直径約1mm~19mmまで幅広く取り扱う業者も。スコップなどで取り分けが出来るため作業性が高く、冷却したいもの全体をドライアイスで包み込むことが可能。急速冷却向き。

スノー

二酸化炭素消火器を噴射したときに出てくる状態のドライアイス。消化の際など、高温のものを急速に冷却する際に活用。

クラッシュ

角型ドライアイスを粉砕したもの。スノードライアイスとペレット状のドライアイスが混ざったような状態。急速に冷却しながら、一定時間輸送することも可能。

不要になったドライアイスの処分

不要になったドライアイスの処分は簡単ですが、いくつかの注意事項は必ず守って下さい。

ドライアイスは常温に放置しておくだけで自然に気化し消滅します。庭やベランダ、小さいものなら流しに置いておけば数時間後にはなくなります。

ただし、必ず換気のされたところで処分すること。前述の通り、ドライアイスは気化すると二酸化炭素になるため、換気が悪いと室内が酸欠状態になってしまう場合があります。

またビニール袋など密閉された容器に入れて放置することも避けて下さい。ドライアイスが昇華する際に、容器が破裂します。

早く処分したいからと言ってドライアイスにお湯をかけるのも絶対に止めましょう。

マイナス79度のドライアイスに対し、沸騰した100度のお湯をかけると急激に昇華が進み、ドライアイスが破裂して飛び散ったり、お湯が噴き出したりと、予想外の事故が起こりやすくなります。

そもそもドライアイスとは?

そもそもドライアイスとは、固体化した二酸化炭素。

マイナス79度と超低温で固まっており、昇華(溶ける)際に出る白い煙は実は空気中の水がドライアイスで冷却されて小さい氷の粒になっているからなのです。

またドライアイスの昇華ガスの量は0度のときに元の体積の750倍にも膨れ上がる性質を持っており、そのために密閉した容器に入れておくと破裂してしまいます。

ドライアイスの白い煙が下へ下へと流れるのは、この昇華ガスは空気よりも1.5倍の重さがあるからです。

ドライアイスは私たちの生活の様々な場所で活用されており、低温輸送(冷凍食品・医薬品・検体)や機械の冷却、結婚式やエンターテインメントのステージでも使われています。

しかし近年ではドライアイスの価格高騰や製造量が減っていることが特に物流業界で問題になっており、安定供給が出来ないことが不安視されています。

ドライアイスのそもそもの使用料を減らす取り組みや、代替品への切り替えを検討している業者も多いのが現状です。


ドライアイスの作り方は以下の通りです。

  • 消火器と布カバーがあればドライアイスは作れる
  • 作る際は換気に気を付け、素手で触らないように気を付ける
  • 不要になったドライアイスは換気の良いところに数時間放置して消滅させる

意外と簡単に家庭でもドライアイスが作れることがわかりました。

食品の輸送だけでなく、イベントでスモーク効果として使って場を盛り上げたり、子どもの理科の実験でも使うことが出来るドライアイス。

取り扱いの注意点はきちんと理解して、是非安全で便利に使って下さいね。