誰でも毎日必ず使う日用品と言えばトイレットペーパーです。
噂やデマのせいでトイレットペーパーが品薄になってしまう事態に陥った時、誰もが焦った経験があるのではないでしょうか。
今回はトイレットペーパーが売ってない時はどうするか、様々な角度から対処法をご紹介します。
代用品の使い方の注意点や、トイレットペーパーが売っているかもしれない意外な穴場もまとめました。
非常時に備えて今チェックしましょう!
トイレットペーパーが売ってない時はどうする?
すぐに実践できるので、非常時のために事前に試してみるのも良いかもしれません。家の収納量や買い出し頻度の問題で、トイレットペーパーを日常的に買い置きしておくのが難しい方にも役に立てていただける情報です。
ウォシュレットを活用する
まずはウォシュレットを活用しましょう。
今や家庭の必需品となっているウォシュレット、水洗いだけでなく乾燥機能が付いている商品もあります。
つまり洗浄から乾燥までセットで出来てしまうということ。
トイレットペーパーの使用料を減らしたいときはもちろんのこと、既に在庫が1つもない!というときも洗浄と乾燥機能を組み合わせれば間に合わせられる人もいます。
「それだけではどうしても気になる!」という方は、下記の方法もご参照下さい。
ちり紙を購入する
ちり紙を購入しておくのも有効。
ちり紙とは別名「落とし紙」で、元々は和紙を保護する紙として使用されていたものです。ペットを飼っている方は糞尿の処理でよく使っているという方も多く、ティッシュやトイレットぺーパーが普及する前は一般家庭で広く使われていました。
トイレットペーパーよりゴワゴワした硬めの感触で、通常の商品は水には溶けません。トイレットペーパーの代用として使うなら、水に溶けるちり紙を選んで購入して下さい。
代用品を使う
トイレットペーパーの代用品として使える日用品を紹介します。
日用品であればわざわざ非常時に備えて買い置きをする必要もなく経済的です。ライフハックとして知っておくだけで、トイレットペーパーが手に入らないときも焦らずに済みます。
それぞれメリット・デメリットもあるので、各家庭に合ったもので備えるようにしましょう。
ティッシュペーパー
ティッシュペーパーはトイレットペーパーと同じである程度買い置きをしている家庭が多く、代用品として真っ先に思いつきますよね。
ティッシュ自体が肌に使うことが多いので、トイレットペーパーの代用にすることにも抵抗がなく、使い心地が気になる人や肌が敏感な人でも使いやすいのが特長です。
一方デメリットは、ほとんどのティッシュが水に溶けないため、トイレットペーパーのようにそのままトイレに流すことが出来ないこと。そのまま流して処理したい場合は、水に溶けるティッシュを日常的に使うと便利でしょう。
キッチンペーパー
キッチンペーパーは料理だけでなく、ちょっとした拭き掃除にも使える丈夫な紙質が特長です。
水分や油分もよく吸い取るので、汚れが手にうつる可能性は低いでしょう。
一方で、トイレットペーパーより分厚いので、あまり力を入れて使うと刺激が強すぎる場合があるので敏感肌の人は注意が必要。また商品によっては破れやすい性質のものがあるので、やはり力を入れ過ぎず優しく使わないといけません。
新聞紙
新聞紙は新聞を購読している家庭なら常に一定数が保管されているでしょうから、トイレットペーパーの代用として有効です。
新聞紙もキッチンペーパー同様、水分や油分を吸い取る性質があるので、汚れ拭きには最適。
トイレットペーパーの代用にする際は、小さく切りそろえたものを用意しておくと良いでしょう。
しかし場合によっては、インクが肌に付いてしまうことがあります。気になる方はウォシュレットと併用するなどの対策が必要です。
いらない布
着なくなった洋服や端切れなどのいらない布は、捨てずに取っておくと思いのほか重宝することがあります。
今でも赤ちゃんのおむつとして紙製ではなく布おむつを使うこともあるほどなので、布をトイレットペーパーの代用にするのはとても実用的です。
きちんと洗って乾かせば繰り返し使うことも可能。
綿やガーゼであれば肌触りも良く、敏感肌の人でも安心して使えますが、ナイロンは厚みによってはとても固くゴワゴワしているためトイレットペーパーの代用には不向きかもしれません。
ウェットシート(ノンアルコールタイプ)
ウェットシートは手指の洗浄だけでなく、トイレットペーパーの代用としても便利です。
普通のトイレットペーパーと違い水分を含んでいるため、汚れが落ちやすく、ウォシュレットの使い過ぎが気になる方にもピッタリ。
使う際は必ずノンアルコールタイプを選んで下さい。アルコールタイプのウェットシートは「顔には使用しないで下さい」と書かれていることが多く、これをトイレットペーパーの代わりに使用すると、赤みやヒリつきなどの肌荒れの原因になってしまいます。
半紙
毛筆で習字をする際に使用する半紙は、小学生がいる家庭ならいくつかストックがあるかもしれません。
トイレットペーパーの代用品として使うことは出来ますが、使う際はクシャクシャに丸めて下さい。丸めずに使おうとすると破けてしまいます。
何枚かまとめて丸めて使うのが良いでしょう。
またツルツルの面とザラザラの面がありますが、ツルツルの面は特に吸収力が弱いので注意が必要です。
代用品を使うときの注意点
トイレットペーパーの代用品をいくつかご紹介しましたが、代用品を使うときの注意点もきちんと確認しましょう。
代用品それぞれに注意すべき点はありますが、こちらでは特に共通している2点をご紹介します。
水に流さない
トイレットペーパー以外のものは水に流さないこと。
「水に溶ける」という表記のある商品であれば流せますが、多量に流すと危険ですので少量に留めるよう気を付けましょう。
硬い紙はよく揉んでから使う
新聞紙などの硬い紙をトイレットペーパーの代用品として使う場合は、よく揉んでから使って下さい。
揉んでクシャクシャにすると紙が柔らかくなります。
トイレットペーパーはデリケートゾーンに使うものなので、本来とても肌あたりが柔らかいものです。普段その使い心地になれていると、硬い紙を使ったときに力を入れ過ぎて肌を傷つけてしまうかもしれません。
たったひと手間ですが、トイレットペーパーが長い期間手に入らない場合などは、これを継続することで大分違和感なく代用出来るようになるでしょう。
トイレットペーパーが売ってるかも!?意外な穴場を紹介
トイレットペーパーが手に入らないとき、どこなら売っている!?と焦ってしまいますよね。
普段はスーパーやドラッグストア、ホームセンターなどで購入する方が多いトイレットペーパーですが、実はそれ以外にも意外な穴場があることをご存知でしょうか。
ここではもしかしたらトイレットペーパーが売っているかもしれない場所を紹介します。
コンビニ
コンビニでは通常のトイレットペーパーよりも少ない量のパックの取り扱いがあることが多いです。
通常12ロールのところ4ロールなど、約3分の1サイズをイメージして下さい。
コンビニでトイレットペーパーを買うのは単身世帯の層が多いため、小さいサイズのみ取り扱っています。ほぼ定価なので割高感はあるかもしれませんが、コンビニなら身近に何軒もあるため買い回りしやすいでしょう。
家電量販店
近年の家電量販店では生活雑貨や食品の取り扱いがある店舗も多く、トイレットペーパーも手に入ります。
家電量販店は基本的に家電を買う目的がないと行かないという方が多いので、スーパーなどでトイレットペーパーが手に入らない!というときは穴場です。
トイレットペーパー以外にもティッシュペーパーや赤ちゃん用おしりふきなどトイレットペーパーの代用として使える商品が売っている可能性もあるので、万が一のときは覗いてみて下さい。
100円ショップ
100円ショップでもトイレットペーパーを取り扱っている場合があります。
商品や店舗によりますが、ダブル(二枚重ね)や香り付きのトイレットペーパー1ロールから、シングル4ロールセットまで幅広く品ぞろえしている店も多く、意外な穴場です。
トイレグッズコーナーではなく、ティッシュなどの紙製品が陳列されているコーナーに置かれている場合が多いので注意して下さい。
クロネコヤマトの営業所
実はクロネコヤマトの営業所でもトイレットペーパーの取り扱いがあります。
事業所向けにトイレットペーパーをまとめて納品するサービスを実施しているためです。しかも自社ブランドのオリジナルのトイレットペーパーだというのも意外に感じますよね。
価格は6ロールで500円程度と若干割高感がありますが、このトイレットペーパーはシングル1ロール140m(通常は60m程度)と大変長いため、1ロールが長く使えるのが特長です。
トイレットペーパーが売っていない時はどうするか、解決案をご紹介しました。
- ウォシュレットの洗浄と乾燥機能を駆使する
- 代用品を使う
- 穴場的販売店で購入する
トイレットペーパーは使わない日はない、生活必需品です。
家族が増えれば増えるほど、消費量も多くなるので、トイレットペーパーが品薄になると得も言われぬ不安やストレスを感じてしまいます。
今回ご紹介したライフハックは日常的に準備出来るものばかりですので、たまに意識してみると非常時に焦らずに済むでしょう。