疲れている時は無性にお肉が食べたくなりますが、そんな時はステーキに限ります!
スタミナ満点で美味しいステーキを思う存分食べ尽くしたいけど、やっぱり気になるのが太るということ。
ステーキはジューシーで旨味が詰まっている分、高カロリーで脂肪がたっぷり。いかにも太りそうなイメージですよね。
ステーキで太るのを防ぐ方法はあるのでしょうか?
ステーキで太るのを防ぐ方法
ステーキで太るのを防ぐ方法は、以下の4つ。
- 赤身肉をチョイスする
- 焼いたときに出る脂を拭き取る
- 味付けは塩こしょうやポン酢で
- ご飯やパンは少なめに
どれも食べ方に少し注意を払うだけで、ステーキを食べても太りにくくなります。
それでは、詳しく見ていきましょう。
赤身肉をチョイスする
ステーキで太るのを防ぐには、赤身肉をチョイスしましょう。赤身肉はローカロリーで脂質が低い部位です。
脂身のある牛バラ肉と、赤身のもも肉を比較してみましょう。
<和牛バラ肉(脂身・100g)>
- カロリー:517kcal
- 脂質:50g
- タンパク質:11g
<和牛もも肉(赤肉・100g)>
- カロリー:193kcal
- 脂質:10g
- タンパク質:20g
赤身肉は、脂身のある牛バラ肉よりも半分以下のカロリー。そして脂質は1/5で、タンパク質は約2倍もあります。
ちなみに牛肉の赤身肉の部位は、ヒレ・肩・モモにあたります。ステーキを食べる時は、この中からチョイスしましょう。
焼いたときに出る脂を拭き取る
ステーキで太るのを防ぐには、焼いた時に出る脂をいかに拭き取るかがポイントです。
フライパンで焼く際には、肉から脂が出るたびに拭き取ることで、カロリーを減らせます。しかし、その分うま味も一緒に拭き取ってしまうので若干味は落ちます。
そこで、フライパンではなく魚焼きグリルやグリルパンを使うと、美味しく焼くことが可能。それらは、肉のうま味は残したまま、余計な脂だけ下に落とすのでステーキを焼くにはうってつけです。
味付けは塩こしょうやポン酢で
ステーキの味付けは、塩こしょうやポン酢で食べましょう。
ステーキといえば、ステーキソースをたっぷりかけて食べることがほとんどです。
しかし、ステーキソースにはたくさんのカロリーと糖質が。またステーキソースの濃い味により、ご飯やパンが進んでしまうのも良いとは言えません。
ステーキで太るのを防ぐには、味付けからもカロリーや糖質を摂らないことが大事。濃い味付けにするのではなく、肉の旨味を存分に味わえる、塩こしょうやポン酢をかけて食べましょう。
ご飯やパンは少なめに
ステーキと一緒にご飯やパンを食べる場合は、少なめにしましょう。
ご飯とパンには炭水化物がふんだんに含まれており、太りやすい食べ物です。
せっかくステーキの焼き方や味付けを工夫し、カロリーや糖質を抑えても、ご飯やパンから炭水化物を多く摂ってしまうと、それらは無意味になります。
ステーキと一緒にご飯やパンを食べる時は、いつもの半分の量に。または、サラダに置き換えて炭水化物を摂らないようにしましょう。
ステーキはダイエット向きの食べ物?!
ステーキはダイエット向きの食べ物と言われる理由は、3つあります。
- ステーキは糖質が低い
- 脂肪を燃焼するL-カルニチンが豊富
- 満腹感が得やすい
太りやすいイメージのあるステーキですが、これらの理由からダイエット向きとも言われています。
それでは、詳しく見ていきましょう。
ステーキは糖質が低い
ステーキは、糖質がとても低い食べ物です。
<サーロインステーキ100g>
- カロリー:約500kcal
- 糖質:0.3g
サーロインステーキは、牛肉の中でも高カロリーですが、糖質はたった0.3gしかありません。
糖質が低いと血糖値の急激な上昇を抑え、インスリンの分泌を穏やかにします。
インスリンの分泌が穏やかになれば、糖質はエネルギーとなり消費され、余分な脂肪として蓄積されにくくなります。
脂肪を燃焼するL-カルニチンが豊富
ステーキの赤身肉には、脂肪を燃焼するL-カルニチンが豊富に含まれています。
L-カルニチンは、体の中の脂肪をエネルギーに変えるとき使われる栄養素。これによって、脂肪は燃焼されやすくなります。
満腹感が得やすい
ステーキは満腹感が得やすい食べ物です。
ステーキに限らず、お肉は消化にとても時間がかかり、その時間はおよそ4~5時間ほど。
その間、満腹感を維持し無駄な間食を減らすことができます。
その中でも赤身肉は、脂分がほとんどないため噛みごたえがあり、自然と咀嚼回数が増えます。よって、さらに満腹感を得やすくなるのです。
ダイエット効果UP!ステーキのおすすめのつけ合わせ
ダイエット効果UPが期待できる付け合せは、
- にんにく
- 大根おろし
- わさび
お肉は消化しにくい食べ物ですが、これらを付け合わせすることで消化を助け代謝も上がりやすくします。
ニンニク
にんにくは、血液の流れを良くし体を温める作用が。体が温まると、代謝が上がりダイエット効果も期待できます。
大根おろし
大根おろしは消化促進効果があります。先程も述べましたが、ステーキを含めお肉は消化が遅く、消化不良を起しやすい食べ物です。
そこで、ステーキと大根おろしを一緒に食べることで、消化をスムーズにしてくれます。
わさび
わさびには、大根おろし同様に消化促進効果があります。
また、抗酸化作用や解毒作用があるため、体の中の悪いものを排出するデトックスダイエットにも効果があります。
ステーキのつけ合わせで太りやすいのは?
ステーキの付け合わせで太りやすいのは、
- コーン
- ポテト
- にんじん
野菜ではありますが、どれも糖質が高く太りやすいです。
コーン
ステーキの付け合わせに使われることが多いコーンは、太りやすい野菜の一つ。
コーンは水分を抜いた8割が糖質。野菜というようりも、主食として考えたほうがいいでしょう。
ポテト
ポテトは、ご飯やパンと同様に炭水化物を多く含んでいます。
そしてカロリーが高く太りやすいため、ステーキの付け合わせにするのはやめましょう。
にんじん
にんじんにも糖質が多く含まれています。
また、バターや砂糖を使いにんじんソテーにして、付け合わせることがほとんど。よってカロリーや脂質が高くなるので太りやすいです。
ステーキの焼き加減は太りにくさに関係する?
ステーキの焼き加減は、太りにくさに関係します。
ステーキの焼き加減には、
- レア(3割焼いた状態)
- ミディアムレア(5割焼いた状態)
- ミディアム(7割焼いた状態)
- ウェルダン(全体に焼いた状態)
これらの中では、ウェルダンが最も太りにくい焼き方。理由は、充分に内側外側を焼くことで脂が落ち、カロリーを大幅にカットできるからです。
ステーキで太るのを防ぐ方法は、以下の4つがあります。
- 赤身肉をチョイスする
- 焼いたときに出る脂を拭き取る
- 味付けは塩こしょうやポン酢で
- ご飯やパンは少なめに
ステーキの食べ方を工夫すると太るのを防ぐだけではなく、ダイエット効果にも期待ができます。
しかしステーキは消化が悪いので、食べ過ぎには注意しましょう。